2022年・2023年に刊行された、教師向けの実践書・教育書をまとめました。
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優れた教師は、どのように児童生徒をまとめているのでしょうか? 教育をとりまく社会情勢の変化とともに、教師に求められる資質や技能も変わります。
指導環境と子どもの学習環境の最適化で、指導効果を上げる原理原則を学びます。令和の時代に通用するリーダーシップを身につけていきましょう。
本書では「令和型学級づくり」を「秩序」「遊び」「自己選択」の3つのキーワードを通して学びます。激変する社会と学校の中で、私たち教師や学級経営がどのようにあるべきか解説されています。
子どもたちを教育の主役としつつも、秩序ある学級経営を目指したい先生にイチオシの1冊です。
本書は、易・不易で言えば、不易の部分、いつの時代にも求められる教師の発話に焦点を当てた本です。単に叱ったり褒めたりするのではなく、私たち教師の期待をどのように子どもたちに伝えていくのか、これでもかというくらい徹底的に学びます。神は細部にこそ宿ります。
初めて受け持つ学年はどうしても緊張するものですよね。そこでオススメしたいのが『イラストで見る 全活動・全行事の学級経営のすべて』シリーズです。
小学校1年生から中学校3年生まで、学級経営に欠かせないアイデアや指導のコツを学びます。担任教師として、児童生徒をしっかりサポートしていきたい先生向けの1冊です。
イラストで見る 全活動・全行事の学級経営のすべて 小学校2年
イラストで見る 全活動・全行事の学級経営のすべて 小学校3年
イラストで見る 全活動・全行事の学級経営のすべて 小学校4年
イラストで見る 全活動・全行事の学級経営のすべて 小学校5年
イラストで見る 全活動・全行事の学級経営のすべて 小学校6年
「学級の『リーダー』は、教師ではない」という理念のもと、生徒たちが多様なリーダーとなり、互いに連携・協働して学級を運営する集団づくりの方法が解説されています。
リーダーシップを6つのタイプに分けた上で、いつ、どのように教師が介入しサポートしていくべきなのか、教師の役割についても学びます。中学校を題材としていますが、小学校でも中高学年から意識して取り入れていきたい内容が多いです。
Well-being(ウェル・ビーイング)とは、心理的・社会的に満たされた状態を指す心理学用語です。本書では、いわゆるアイスブレイク活動を通して、児童生徒の社会性を高めていきます。
クラスの中で児童同士の関係性が希薄に感じたり、他者と関係を築くのが難しい、先生としか繋がりがないような子どもがいるような場合はオススメです。
本書では、「遊び」を中心に据える「Play型授業」の秘訣と実践方法を学びます。遊びながら学ぶ授業とはどのようなものなのか、なぜ授業に遊びを取り入れる必要があるのか、遊びを通して児童生徒が没頭できる授業づくりを目指します。抵抗感のある先生にこそ手に取って欲しい1冊です。
「けテぶれ」(計画・テスト・分析・練習)学習法で、子どもたちが自分で自分の学びを進める授業づくりを目指します。もともとは「宿題革命」でしたが、ついに授業にまで進出してきました。
実際、取り組んだ先生からは子どもたちの意欲がすごく高くなったという声もあり、急速に広まりつつある手法です。指導と評価の一体化という観点からも実はオススメの1冊です。
本書は、研究と実践を結びつけながら指導していきたい先生向けの書籍です。教育実践に悩む人はもちろん、研修を担当する場合や大学院進学を考えている方にもオススメです。ストイックに学び続ける先生向けの1冊です。
子どもたちが自ら学び、可能性を切り開いていく学校づくりを米国の教育実践に学びます。本書では、プロジェクト型学習をベースとして、「提出して終わり」ではなく、何度もやり直して「美しい作品」を作り上げる、児童生徒はもちろん、先生も地域の人もワクワクする探究型の授業づくりを学んでいきましょう。
教育におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)とは何か、学校現場でICTをどのように取り入れていくのか、ポートフォリオの視点から学びを含めます。デジタルを活用しつつ、児童生徒一人一人が主役の授業づくりをしていきたい先生にオススメです。
諸外国でのICTの活用状況を踏まえ、日本の状況が解説されています。デジタルやオンラインを教育にどのように取り入れていくのか、幅広い視野を持って考えていきたい先生向けの本です。
京都大学大学院の西岡加名恵先生が編集に加わっています。西岡先生は、「逆向き設計」や「理解をもたらすカリキュラム設計(UbD)」の翻訳なども手がけており、教育評価を中心に第一線で活躍されている研究者です。現場と今後の展望についてリアルタイムに知りたい先生にはうってつけの1冊と言えます。
子どもの心をつかみ、「ちょうどいい距離感」を築くために知っておくべき対話のコツが解説されています。子どもや保護者のねがいを上手に聞き取り、関係づくりに生かしていく方法が学べます。
学級経営に生かしていきたい先生はもちろん、不登校の子どもを抱える先生にもオススメの1冊です。
「発達障害」という言葉が普及したのは望ましいですが、実際現場で指導するとあまりにグレーゾーンが多いと感じます。発達障害が13年で約10倍に急増したデータを踏まえ、本当に「発達障害」が増えたのか、35年以上臨床に携わる小児科医が解説します。
本書は、40年間教育の第一線で活躍し、校長として学校改革も行なってきた工藤雄一氏による著書です。
「自分」「学校」「社会」「人」「学び」の5つをキーワードに、これからの時代を生き抜くための考え方を学びます。
子どもたちの何気ない問いかけにも、しっかりと向き合っていきたい先生向けの1冊です。
本書で扱われるのは、勉強が終わるまでトイレ禁止、無数の栄養ドリンクといった、間違いなくレアなケースです。受験戦争やゆがんだ教育熱に巻き込まれた子どもが、いかに脳と心を傷つけられていくのか、教育の裏側に迫ります。
文部科学省が発行した「キャリア・パスポート」の有効な活用事例と「キャリア教育に関する総合的研究」のアンケート調査に基づく報告書(抜粋版)がまとまった1冊です。
「正直、キャリア・パスポートってなに?」「やる意味ある?」「出来れば関わりたくない」という先生にこそ手に取って欲しい本です。
教育現場における2大問題「定額働かせ放題」と「ブラック校則」に挑む現役教師のストーリーです。給特法は改正が進んでいますが、依然として人権問題の絶えない学校現場をどのように変えていくのか、個人で立ち向かう姿に迫ります。
民主主義の根幹である対話ある社会を作るという視点から、学校現場を見直します。教育における「自由」とは、共生社会、学校文化をキーワードにこれからの教育を展望します。
性被害や性教育は、急速に社会問題化している分野でもあります。子どもたちに、多様性や人権をどのように伝えていけばいいのか、パンを切り口にわかりやすく解説していきます。保護向けですが、教師としても参考になります。
広がる学力格差。増加するいじめ。減らない不登校。拡大する特別な教育ニーズ。そうしたことの総体として機能せずに荒れる学級……。教員の過酷な労働の原因にもなっているこうした教育の問題がいまや限界に達していることは、誰にも否定できないはずです。では、どうすればよいのか。杉並区教育委員会のスタッフの一人として、具体的な実現方法を、東京都杉並区の取り組みを通じて提案します。
本書は、教育書には珍しく、聴き放題サービスのAudibleに対応しています。Audibleは、下のリンクから、初回登録であれば30日間、無料で利用できます。
学級経営・生活指導の前に、児童生徒理解です。毎日会っているからこそ、なんとなく、わかった気になっていることってあります。令和を生きる子どもたちが、心のうちで何を考えているのか、垣間見るヒントを与えてくれる1冊です。
Audible, 30日間無料聴き放題の対応作品です。
初任から中堅・ベテランまで、小学校の先生にオススメです。小学校での学級経営に「学級担任の心構え」「学級経営の原則」「学級経営の技法」の3つの視点から切り込みます。
著者の宮澤先生が言うように、掲載されている心得は基本的なものが多いです。一読した後は手元において、毎日少しずつ改善していく使い方がオススメです。
中学校・高校の学級経営を、教科指導の観点から考えます。ポイントは、再現性の高さです。誰にでもできる、生徒が幸せになれるクラスづくりを目指しませんか?
本書では、これまでの生活・生徒指導の在り方に、「本当に必要なもの」という観点から挑みます。初任の先生はもちろんですが、子どもたちの成長を願う、中堅・ベテランの先生にこそ手に取って欲しい1冊です。より良い指導の在り方を模索していきましょう。
本書では、授業を通して学級づくりを目指し、学級づくりを通して、子どもたちの学ぶ力を高めていきます。
考えてみれば、学校のほとんどは授業です。よりよい学級をつくろうと思えば、授業での関わり方について、真剣に考えざるを得ません。
かなり実践に踏み込んだ内容になっているので、ベテランでも初任でも、明日からすぐに改善していきたい先生にイチオシです。
タイトルには、学級通信とありますが、実際には朝や帰りの会でも、使えます。月別に収録されており、発問やポイントも解説されています。
朝や帰りの会が、連絡事項だけで終わっていて悩んでいる、上手に活用して学級づくりに生かしていきたい先生にオススメです。
本書は、特別支援・普通学級を問わず、小学校で特別支援に関わる先生に、おすすめです。診断を受けていなくても、傾向のある児童も多いです。教師として、個別最適な学びをどのように支援していくのか、子どもと一緒になって考えていきます。
本書では、8割の保護者を味方につけ、有事の際には、残り2割に集中して対応する基本方針のもと、実例から10の原則を学んでいきます。
Kindle版のみの出版で、読み放題の kindle unlimited にも対応しています。kindleはスマホでもアプリで簡単に読めるので、まだトライしたことのない先生はこの機会にぜひどうぞ。
新学習指導要領で、従来の「関心・意欲・態度」に置き換わる形となった「主体的に学習に取り組む態度」の評価方法についてのガイドブックが、やっと登場しました。高校の先生にも参考になる内容です。
大人気、板書シリーズです。新学習指導要領の全面実施に対応しました。授業づくりのポイントが、わかりやすくまとまっています。初任の先生はもちろんですが、中堅・ベテランの先生も手元にあると、指導方法を考える機会になります。
本書では、学ぶ子どもたちを、教師としてどのようにして支えていくのか、7つの手立てが具体的に示されます。これからの教師に求められる役割について考えていきたい先生にオススメの1冊です。
従来の情報モラル教育は、危険性を教えることに注力し、危ないから使わないようにと禁止する指導も多くありました。
本書では、禁止するのではなく、デジタルツールを正しく理解した上で、上手に使いこなせる子どもたちを育てることを目標とします。
今後、避けては通れない分野になるので、今のうちに身につけておくのが、オススメです。
授業でICTを活用すると、何ができるのかが、すぐにわかる本になっています。Google Workspace for Education の使い方や授業デザイン、校務改善について、まとめられています。
見開きデザインで、わかりやすく、時間をかけずに読めます。汎用的な内容で、小中高・教科を問わず、参考になる事例が多く、オススメです。
本書は、子どもたちひとり一人の成長を考え、現行の学習指導要領の先へと進んでいきたい先生に、ぜひ読んで欲しい1冊です。
「個別最適な学び」は、令和3年1月の中教審答申で打ち出された表現です。これまでの「個に応じた指導」が整理され、今後は、「指導の個別化」と「学習の個別化」が意識されるようになります。
難しそうに聞こえますが、ひとりで取り組むわけではありません。本書を片手に、一緒に学んでいきませんか?
平川理恵氏は、リクルート社、南カリフォルニア大学経営修士、留学支援ベンチャー設立を経て、2010年に全国で女性初の公立中学校民間人校長となり、2018年からは広島県教育委員会教育長を務めています。本書では、広島県教育委員会教育長として務めた4年間の取り組みに学びます。
本書では、若手含め教職員全員が活躍できる学校づくりを、全員で考えていきます。決して、管理職だけに向けて書かれた本ではありません。若手が育つ環境を、みんなで考え、創っていきたい先生にオススメの1冊です。
本書では、徹底した業務効率化で、最速での業務完了を目指します。雑務が早く終えられるようになると、本来必要な仕事や子どもたちの関わり、自己投資できる時間が増えます。
そのため、ワーク・ライフバランス重視の先生はもちろん、教材研究や自主研究の時間を捻出したいといった先生にも、オススメです。
自己研鑽は将来への自己投資です。まずは、そのための時間づくりから、いかがですか?
教師向けの本を選ぶときのポイント
今困っていることや、これから伸ばしたい力に合わせてテーマを選ぶと、本を探しやすくなります。すぐに実践したい場合は具体例の多い本を、考え方から学び直したい場合は理論や教育課題を扱った本を選ぶのがおすすめです。































































