【外国語活動】所見文例150選! 3・4年生Let’s Tryの各Unit・学期末・学年末の通知表にも対応

小学校3・4年生の外国語活動の所見は、児童が英語表現を覚えたことだけでなく、相手の話を聞く姿、伝え方の工夫、友達と関わろうとする態度まで具体的に書くことが大切です。

しかし、学期末や学年末には多くの児童分をまとめる必要があり、「似た表現ばかりになる」「成長の違いをどう書き分ければよいか分からない」と悩むことも少なくありません。

この記事では、小学校第3学年・第4学年の外国語活動に使える所見文例150項目を、Unit別、1学期、2学期、学年末に分けて紹介します。3観点評価の考え方に対応し、「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」を意識して構成しています。

目次


小学校外国語活動の所見を書くポイント

外国語活動の所見では、単に「英語ができた」と書くのではなく、授業中に見られた児童の姿を具体的に記します。特に、次の3つを意識すると所見をまとめやすくなります。

  • 知識・技能:英語の音声や基本表現を聞いたり、まねして発音したりする姿
  • 思考・判断・表現:目的や相手に応じて、伝える内容や方法を工夫する姿
  • 主体的に学習に取り組む態度:友達と関わり、粘り強く伝えようとする姿

評価の仕組みそのものを確認したい場合は、3観点評価と評定の出し方もあわせて確認してください。指導要録への記入については、指導要録の書き方と新様式の記入例で詳しく解説しています。

文例の使い方

以下の文例では、◎・○・△を目安として示しています。通知表にそのまま記号を入れるのではなく、児童の実態に最も近い文を選び、活動名や具体的な場面を加えて使用してください。

例:「友達と進んで交流していました」→「好きなスポーツを尋ねる活動では、5人の友達に自分から声をかけ、進んで交流していました」

書き換えるときのポイント

  • 「できた・できなかった」だけで終わらず、どのように取り組んだかを書く
  • 声の大きさ、視線、ジェスチャー、相づちなど、観察できた行動を入れる
  • 課題を書く場合も、「支援を受けながら取り組んだ」「少しずつ使える表現が増えた」など、成長につながる表現にする

第3学年(Let’s Try! 1)の所見文例

第3学年のUnit別文例と、学期末・学年末に使いやすい総括的な文例を紹介します。児童の実際の発言や活動場面に合わせて調整してください。

Unit別の所見文例

Unit 1: Hello!(世界の挨拶)

  • 知・技
    世界の様々な挨拶を知り、英語特有の音声やリズムを正確に聞き取って発音していました。
    英語での挨拶や名前の言い方に慣れ親しみ、元気よく発音していました。
    ジェスチャーを交えながら、挨拶の言葉を一つずつ丁寧に聞き取ろうとしていました。
  • 思・判・表
    相手に伝わるよう笑顔でアイコンタクトをとりながら、自分の名前を堂々と伝えていました。
    友達と挨拶を交わし、自分の名前を伝えたり相手の名前を聞いたりしていました。
    友達の挨拶をよく聞き、それに応じる形で自分の名前を伝えようと工夫していました。
  • 主体性
    誰に対しても積極的に挨拶を交わし、学級全体のコミュニケーションを盛り上げていました。
    自分から進んで友達の輪に入り、カード交換をしながら楽しく挨拶をしていました。
    恥ずかしがらずに大きな声を出そうと、前向きな姿勢で活動に取り組んでいました。

Unit 2: How are you?(感情・状態)

  • 知・技
    感情を表す多様な語彙を理解し、表情と結びつけて豊かに表現していました。
    表情やジェスチャーの大切さに気付き、感情を表す言葉を正しく聞き取っていました。
    映像や絵カードを手掛かりに、感情を表す言葉を繰り返し練習していました。
  • 思・判・表
    自分の気持ちがより伝わるよう、声の大きさや視線を工夫して友達にインタビューしていました。
    「How are you?」を使って、友達と互いの気分や体調を尋ね合っていました。
    ジェスチャーをヒントに、相手が何を伝えようとしているか推測しながら交流していました。
  • 主体性
    友達の表情をよく見て、その時の気持ちに合わせた最適なやり取りを自分から行おうとしていました。
    相手の方をしっかりと見て、気持ちを伝えようとする意欲的な姿が見られました。
    言葉がすぐに出ない時も、身振り手振りを使って交流を続けようと努力していました。

Unit 3: How many?(数)

  • 知・技
    1から20までの数を正確に聞き取り、リズムに合わせて自信を持って発音していました。
    日本と外国の数の数え方の違いに気付き、英語での数の言い方に慣れ親しんでいました。
    歌やゲームを通して、数を表す英語の音声に親しもうとしていました。
  • 思・判・表
    身の回りの物の数を尋ねたり答えたりする際、相手に合わせて話す速さを調整できていました。
    「How many?」を使って友達とクイズを出し合い、正解した時に一緒に喜んでいました。
    友達の話を注意深く聞き、数を間違えないように指を折って確認しながら交流していました。
  • 主体性
    グループ活動でリーダーシップを発揮し、みんなが楽しく数を数えられるよう工夫していました。
    じゃんけんゲームなどの活動に積極的に参加し、自信を持って数を伝えていました。
    分からない数を友達に尋ねたり、教え合ったりしながら協力して活動していました。

Unit 4: I like blue.(色・好み)

  • 知・技
    身の回りにある色の英語表現を数多く知り、日本語との音声の違いに気付いていました。
    好きなものを表す表現を聞き取り、自分の好みを英語で言うことに慣れていました。
    絵カードの色を指差しながら、単語の音声を確認して繰り返し練習していました。
  • 思・判・表
    自分の好みを伝えるだけでなく、相手の反応に応じてジェスチャーを交えるなど表現を工夫していました。
    友達の好きなものを予想して質問し、互いの共通点を見つけて楽しんでいました。
    スピーチでは、イラストを見せながら自分の好きな色を分かりやすく伝えようとしていました。
  • 主体性
    友達の好みに強い関心を持ち、相手の話を最後まで丁寧に聞く姿勢が立派でした。
    誰に対しても進んで英語を使って、好きなものについての交流を図っていました。
    間違えることを恐れず、知っている英語を使って一生懸命に自分の思いを話していました。

Unit 5: What do you like?(食べ物・スポーツ)

  • 知・技
    食べ物やスポーツの単語を正確に発音し、相手が言ったことを即座に理解していました。
    「Do you like ~?」の形を理解し、好みを尋ねる表現に慣れ親しんでいました。
    チャンツのリズムに合わせて、単語の音声を何度も真似して発音していました。
  • 思・判・表
    クラスメイトの好みを集計し、人気のあるスポーツなどを表にまとめる工夫ができました。
    友達に何が好きかを尋ねたり答えたりして、情報を集める活動を楽しんでいました。
    相手の目を見て、声の大きさやスピードに気を配りながらインタビューしていました。
  • 主体性
    友達の答えに対して「Me, too!」などと反応を返し、会話を広げようとしていました。
    積極的にたくさんの友達に声をかけ、交流の輪を広げようと取り組んでいました。
    友達から好みを尋ねられた際、知っている表現を精一杯使って答えようとしていました。

Unit 6: ALPHABET(アルファベット大文字)

  • 知・技
    アルファベットの大文字をすべて識別し、その形や読み方に十分に慣れ親しんでいました。
    身の回りに多くのアルファベットがあることに気付き、文字の形に着目していました。
    歌やパズルを通して、大文字の形と読み方を一致させようと努力していました。
  • 思・判・表
    自分の姓名の頭文字を伝え合う際、カードを提示しながら相手に分かりやすく発信していました。
    アルファベットを共通の特徴ごとに仲間分けするなど、自分なりの視点で分類できました。
    文字の読み方を聞いて、どの大文字であるかを指差して判断することができました。
  • 主体性
    友達の名前に使われている文字にも興味を持ち、積極的に読み方を尋ねていました。
    相手に伝わるように工夫しながら、自分のイニシャルを自信を持って紹介していました。
    アルファベットクイズに意欲的に取り組み、何という文字か最後まで考えようとしていました。

Unit 7: This is for you.(形・欲しいもの)

  • 知・技
    多様な形の言い方や欲しいものを尋ねる表現を使い、お店屋さんごっこをリードしていました。
    色や形を表す言葉を知り、日本語と英語の音声の違いを意識して発音していました。
    絵カードを見ながら、欲しいものを表す語句を繰り返し口に出して練習していました。
  • 思・判・表
    お店屋さんごっこで、客が求める色や形、大きさを正確に聞き取って商品を渡していました。
    自分の作品に使いたい形を伝えたり、必要な形を集めてカードを作ったりしていました。
    相手によく伝わるように、形を指し示したり、はっきりした声で話したりしていました。
  • 主体性
    友達が喜ぶカードを作ろうと、相手の好みを考えながら形を選んでいました。
    積極的に自分の欲しいものを伝えて、お店屋さんごっこを英語で楽しんでいました。
    習った表現を自分から進んで使い、作品を友達に紹介しようと取り組んでいました。

Unit 8: What's this?(これなあに?)

  • 知・技
    外来語と由来する英語の違いに気付き、正しいアクセントを意識して発音していました。
    身の回りにある様々なものの言い方を知り、英語特有の音声に慣れ親しんでいました。
    クイズの音声を聞き取り、何について話しているのか推測しようとしていました。
  • 思・判・表
    クイズ大会で、相手にとって丁度よい難しさのヒントを出し、交流を盛り上げていました。
    友達とクイズを出し合いながら、あるものが何かを尋ねたり答えたりしていました。
    相手が理解しているか様子を見ながら、ゆっくりと分かりやすい英語で話していました。
  • 主体性
    クイズ大会を成功させようと、声の大きさや話すスピードを工夫して進行していました。
    元気な声でクイズを出したり、積極的に答えたりして活動を存分に楽しんでいました。
    友達のクイズを最後までよく聞き、粘り強く答えを見つけようとする姿勢が見られました。

Unit 9: Who are you?(きみはだれ?)

  • 知・技
    英語特有のリズムを意識して、物語のセリフなどを自信を持って発話していました。
    動物の名称や特徴を表す語彙を理解し、クイズの中で正しく使っていました。
    絵本の読み聞かせを集中して聞き、物語のおおよその内容を捉えようとしていました。
  • 思・判・表
    短い話の中で、隠れている動物の特徴を捉え、英語で正解を答えていました。
    絵本の感想や友達のクイズに対して、相づちを打つなどの反応を返していました。
    自分が見つけた動物について、色や形などのヒントを出して友達に伝えていました。
  • 主体性
    相手が発表しやすい温かな雰囲気をつくり、グループで協力して発表の準備をしました。
    自分の役割に責任を持って取り組み、伝わりやすい表現を工夫して発信していました。
    友達の発表に対して進んで反応したり、クイズに答えたりしようとしていました。

1学期のまとめ(Unit 1-3)

  • 世界の挨拶や気分の尋ね方、数の数え方を身に付け、どの活動でも中心となって交流を深めていました。
  • 挨拶や自分の名前の紹介、数の尋ね方を知り、友達と楽しくコミュニケーションを図っていました。
  • 英語特有の音声に慣れ親しみながら、ジェスチャーを使って一生懸命に自分の思いを伝えようとしていました。
  • 相手の表情や反応を確かめながら、挨拶や質問を続け、自然なやり取りを楽しんでいました。
  • 聞こえてきた英語の音やリズムをよく捉え、歌やチャンツでも自信を持って声に出していました。
  • 友達の名前や気持ち、物の数を注意深く聞き取り、内容に合った答えや反応を返していました。
  • 自分から多くの友達に声をかけ、相手に応じて声の大きさや話す速さを調整していました。
  • 学んだ表現を組み合わせ、挨拶に気分や数についての質問を加えて会話を広げていました。
  • 英語での挨拶や気持ちの伝え方に慣れ、相手の目を見ながらやり取りすることができました。
  • 数を表す英語をよく聞き、絵や実物と結び付けながら正しく理解しようとしていました。
  • ペア活動では順番を守り、友達の話を最後まで聞いてから自分の考えを伝えていました。
  • 表情や身振りを添えることで、自分の気持ちを相手に分かりやすく伝えていました。
  • 歌やゲームに進んで参加し、繰り返し声に出す中で英語の表現に親しみました。
  • 友達や先生の言い方をよく聞き、まねをしながら挨拶や質問に取り組むことができました。
  • すぐに言葉が出ないときも、絵カードや指差しを使い、最後まで伝えようとしていました。
  • 少しずつ声を出せる場面が増え、友達とのやり取りに前向きに参加する姿が見られました。

2学期のまとめ(Unit 4-6)

  • 色や好み、アルファベットの知識を深め、相手を意識した丁寧なコミュニケーションができました。
  • 自分の好きなものやアルファベットを伝え合い、友達との共通点を見つけて喜ぶ姿が見られました。
  • 新しい単語の音声に親しみ、ヒントを頼りにしながらクイズやゲームに前向きに取り組んでいました。
  • 自分の好きな色や食べ物、スポーツを分かりやすく整理し、聞き手を見ながら堂々と紹介していました。
  • 友達の好みを予想して質問し、答えに応じて相づちや短い反応を返しながら交流を深めました。
  • アルファベットの形や読み方の特徴に気付き、身の回りから文字を見つけて進んで紹介していました。
  • 英語と日本語の音の違いを意識し、色や食べ物などの語を丁寧に聞いたり発音したりしていました。
  • 学習した表現を使って自分から質問を重ね、友達の新しい一面を見つけることを楽しんでいました。
  • 好きなものを尋ねたり答えたりする表現に慣れ、友達と進んで情報を伝え合っていました。
  • カードやイラストを示しながら話すことで、自分の好みを聞き手に分かりやすく伝えていました。
  • アルファベットを聞いて該当する文字を選び、形と読み方を結び付けることができました。
  • 友達の発表を関心を持って聞き、自分と同じところや違うところに気付いていました。
  • 声の大きさや話す速さを意識し、相手に届く話し方で活動に取り組んでいました。
  • 絵カードや文字カードを手掛かりに、学んだ語句を思い出して伝えようとしていました。
  • 友達と一緒に繰り返し練習することで、好きなものを表す英語を少しずつ使えるようになりました。
  • 分からないときには周囲の発音をよく聞き、確かめながら活動を続けることができました。

学年末のまとめ(Unit 7-9・1年間の成長)

  • 1年間の学習を通して、相手の反応に配慮しながら多様な表現を用いて自信を持って交流できるようになりました。
  • 欲しいものの尋ね方やクイズの出し方に慣れ、相手に伝わるように工夫して表現する力が身に付きました。
  • 間違いを恐れず自分から友達に関わり、英語を使って交流することの楽しさを感じていました。
  • 相手が楽しめるようにヒントの内容や出す順序を工夫し、クイズ活動を生き生きと進めていました。
  • 色、形、数など既習の表現を組み合わせ、自分の作品や考えを詳しく伝えることができました。
  • 友達の話を丁寧に聞き、聞き取った内容に応じて質問や相づちを返す力が大きく伸びました。
  • 英語の音やリズムを楽しみながら、場面に合った表情やジェスチャーを使って豊かに表現していました。
  • 欲しいものを尋ねたり答えたりする活動に進んで参加し、友達とのやり取りを続けることができました。
  • 絵本や友達の発表を集中して聞き、おおよその内容を捉えて反応することができました。
  • 発表では絵や作品を効果的に見せながら、自分が伝えたいことをはっきり話していました。
  • 1年間を通して英語で声をかけることへの抵抗が少なくなり、自分から交流する場面が増えました。
  • グループ活動では友達と協力し、それぞれの役割を果たしながら発表をまとめていました。
  • 覚えた語句や身振りを使い、途中で迷っても相手に伝わるまで粘り強く取り組んでいました。
  • 友達の発表をよく聞き、まねできる表現を取り入れながら自分の発表をよりよくしていました。
  • 活動を重ねる中で、聞き取れる言葉や自分から言える表現が増え、英語への自信が育ちました。

第4学年(Let’s Try! 2)の所見文例

第4学年のUnit別文例と、学期末・学年末に使いやすい総括的な文例を紹介します。児童の実際の発言や活動場面に合わせて調整してください。

Unit別の所見文例

Unit 1: Hello, world!(世界の遊び・挨拶)

  • 知・技
    世界の様々な挨拶を時間帯や場面に合わせて使い分け、流暢に発音していました。
    世界には多様な挨拶があることに気付き、その共通点や相違点を見つけていました。
    映像を通して、日本と外国の挨拶の言い方の違いに関心を持とうとしていました。
  • 思・判・表
    友達と挨拶を交わす際、自分の好きなものを付け加えるなど会話を広げる工夫ができました。
    友達と英語で挨拶をし、互いの好きな色や食べ物を伝え合っていました。
    相手の目を見て、自分が話している内容が伝わっているか確認しながら話していました。
  • 主体性
    自分から進んでクラスの多くの友達に声をかけ、英語での交流を楽しんでいました。
    相手に配慮しながら、自分の考えや好みを一生懸命に伝えようとする姿勢が見られました。
    相づちを打ちながら友達の話を聞くなど、温かな雰囲気で交流に参加していました。

Unit 2: Let's play cards.(好きな遊び)

  • 知・技
    天気や遊び、動作に関する語彙を豊富に使い、やり取りの中で適切に活用していました。
    遊びへの誘い方や天気を尋ねる表現を理解し、正しく聞き取ることができました。
    チャンツのリズムに乗って、単語や短いフレーズを繰り返し発音していました。
  • 思・判・表
    天気に適した遊びを自分なりに考え、その理由も添えて友達に提案していました。
    友達からの質問に答えたり、自分から遊びに誘ったりして、楽しく伝え合っていました。
    映像を見て気付いた日本と外国の遊びの違いを、簡単な言葉で発表していました。
  • 主体性
    アイコンタクトや相づちを絶やさず、相手が話しやすいように配慮して交流していました。
    新しい遊びを知ろうと進んでインタビュー活動に取り組み、情報を集めていました。
    相手に伝わるように大きな声で話そうと、意識を高く持って活動していました。

Unit 3: I like Mondays.(好きな曜日)

  • 知・技
    曜日の言い方や尋ね方を完全に習得し、一週間の日課についても理解を深めていました。
    世界の同年代の子どもの生活を知り、自分たちとの共通点や違いに気付いていました。
    曜日の歌を通して、順序を意識しながら言葉のリズムに慣れ親しんでいました。
  • 思・判・表
    曜日クイズで、相手にとって分かりやすい効果的なヒントを考え、英語で出題していました。
    相手の反応を見ながら、好きな曜日を尋ねたり答えたりして伝え合っていました。
    自分が好きな曜日とその理由を、短い文で一生懸命に友達に伝えていました。
  • 主体性
    誰とでも積極的に英語を使って、日課や曜日について進んで会話を楽しんでいました。
    相手に伝わるよう、声の大きさや視線を工夫しながら曜日クイズを出していました。
    分からない曜日の言い方を友達や先生に尋ね、覚えようとする前向きな姿勢が見られました。

Unit 4: What time is it?(今何時?)

  • 知・技
    時刻や生活時間の言い方を熟知し、時間の概念を英語でスムーズに扱えていました。
    世界には国や地域によって時刻が異なる場所があることを知り、興味を持っていました。
    日課を表す英語表現を聞き取り、時刻と結びつけて理解しようとしていました。
  • 思・判・表
    一日のスケジュールを比較し、共通の活動をしている時刻を見つけて伝え合っていました。
    相手の反応を確認しながら、自分の好きな時刻とその理由を工夫して話していました。
    自分の日課を分かりやすく伝えるために、時計のイラストなどを手掛かりに交流していました。
  • 主体性
    友達の好きな時間とその理由を熱心に聞き、自分の生活と比較して反応を返していました。
    相手のことを考えながら、自分の日課を分かりやすく伝えようと意欲的に取り組んでいました。
    間違いを気にせず、知っている表現を精一杯使って交流を続けようと努力していました。

Unit 5: Do you have a pen?(文房具セット)

  • 知・技
    文房具の多様な名称を知り、それを持っているかどうかのやり取りを正確に行えていました。
    「Do you have ~?」の表現に慣れ、持ち物を尋ねる音声を聞き取っていました。
    誰かのために作った文房具セットを紹介するため、単語の練習を丁寧にしていました。
  • 思・判・表
    作った文房具セットの工夫した点について、自信を持ってクラス全体に発表していました。
    買い物ごっこの活動で、相手の反応を見ながら返答したり繰り返したりしていました。
    自分なりに考えた「おすすめ文房具セット」の内容を、身振りで伝えようとしていました。
  • 主体性
    誰のためにどのようなセットを作ったのかを考え、相手の反応を楽しみながら紹介していました。
    積極的に友達に持ち物を尋ね、文房具のやり取りを楽しみながら取り組んでいました。
    相手に伝わるように声を調整し、最後までやり取りを完遂させようと努力していました。

Unit 6: Alphabet(アルファベット小文字)

  • 知・技
    小文字の形と読み方をすべてマスターし、単語の中の文字にも着目していました。
    身の回りに小文字で表記されているものがたくさんあることに気付き、形を識別していました。
    歌や迷路などのゲームを通して、小文字のアルファベットに親しもうとしていました。
  • 思・判・表
    小文字クイズで、形の特徴を捉えたヒントを出すなど、自分なりに工夫して表現していました。
    アルファベット小文字の読み方を聞いたり言ったりして、友達とカード交換を楽しんでいました。
    相手に合わせてヒントの出し方を調整し、どうすれば伝わるか考えながら交流していました。
  • 主体性
    小文字の読み方の違いや英語特有の音に興味を持ち、進んで質問したり発音したりしていました。
    友達と小文字について教え合い、協力してクイズ大会の準備を進めることができました。
    自分の名前などを小文字で書いてみようと、熱心に練習に取り組む姿勢が見られました。

Unit 7: What do you want?(ほしいものは何かな?)

  • 知・技
    食材の言い方や欲しいものを求める表現を使い、複雑な注文にも正確に応答していました。
    「I want ~, please.」などの表現を知り、買い物のやり取りに慣れ親しんでいました。
    絵カードや写真を見ながら、果物や野菜などの名前を繰り返し聞いて覚えていました。
  • 思・判・表
    オリジナルピザの具材について、相手の好みに配慮しながら紹介し合うことができました。
    買い物のやり取りで、相手に応じて質問の内容を変えるなど臨機応変に対応していました。
    自分の欲しいものを相手に伝える際、聞き取りやすい声の大きさで発信していました。
  • 主体性
    学習した表現を他の場面でも使えないかと考え、進んで会話の中で応用しようとしていました。
    友達と積極的に関わりながら、買い物のロールプレイを全力で楽しんでいました。
    友達の「オリジナルパフェ」の紹介を興味深く聞き、そのよさを認める言葉を返していました。

Unit 8: This is my favorite place.(お気に入りの場所)

  • 知・技
    校内の教室名や道案内のフレーズを自在に使い、詳細な案内ができていました。
    日本と外国の学校の様子の共通点や相違点に気付き、興味を持っていました。
    地図や絵カードを手掛かりに、校内の場所を表す英語表現を聞き取っていました。
  • 思・判・表
    案内する相手が迷わないよう、曲がる角や進行方向を丁寧に説明する工夫ができました。
    お気に入りの場所とその理由について、写真を見せながら自分の思いを話していました。
    校内の地図を使い、自分のお気に入りの場所まで一生懸命に道案内をしていました。
  • 主体性
    相手が理解しているか表情をよく確認し、必要に応じて言い方を変えて案内していました。
    校内の地図を見ながらクイズを出し合い、友達と協力して活動に取り組んでいました。
    案内が難しく感じた時も、知っている表現を思い出して最後まで伝えようとしていました。

Unit 9: This is my day.(ぼく・わたしの一日)

  • 知・技
    日課を表す一連の表現を正確に聞き取り、時間の流れに沿って流暢に発信していました。
    英語特有のリズムを意識して、日課についてのスピーチを自信を持って行っていました。
    絵本の読み聞かせを集中して聞き、登場人物の一日の様子を捉えようとしていました。
  • 思・判・表
    自分の生活と世界の子どもたちの生活を比較し、共通点や驚いたことを英語で表現できました。
    友達の発表内容を的確に聞き取り、「Me, too.」などの反応を返して交流していました。
    スピーチの際、イラストを示しながら自分の一日の生活を分かりやすく伝えようとしていました。
  • 主体性
    準備の段階からグループの友達と協力し、より伝わりやすい発表を目指して工夫を重ねました。
    みんなに届く大きな声で、自分の大切な時間を友達に伝えようとする意欲が光っていました。
    友達の発表を温かな雰囲気で聞き、終わった後に笑顔で拍手をするなど立派な姿勢でした。

1学期のまとめ(Unit 1-3)

  • 世界の遊びや曜日の表現を深く理解し、相手に合わせた柔軟なコミュニケーションを進んで行っていました。
  • 挨拶や天気に合わせた遊びの誘い方を知り、友達と積極的に伝え合う楽しさを味わっていました。
  • ジェスチャーや相づちを交えながら相手の話を聞き、自分の思いを伝えようとしていました。
  • 世界の挨拶や遊びに関心を持ち、日本との共通点や違いを自分の言葉で分かりやすく伝えていました。
  • 天気や曜日に応じた遊びを考え、理由や自分の好みを加えながら友達に提案していました。
  • 相手の答えを受けて質問を変えたり反応を返したりし、会話を自然に続けることができました。
  • 話す相手に合わせて声量や速さを調整し、誰とでも落ち着いて英語で交流していました。
  • 曜日や遊びを表す語句を聞き取り、自分の好きなものについて尋ねたり答えたりできました。
  • 友達の考えを最後まで聞き、共通点を見つけると笑顔で反応するなど温かく交流していました。
  • 絵や動作を手掛かりに英語の意味を捉え、活動の中で学んだ表現を使っていました。
  • ペアやグループで協力し、順番や役割を意識しながら活動を進めることができました。
  • 自分の好きな曜日や遊びを、相手の目を見て分かりやすく伝えていました。
  • 友達や先生の英語をよく聞き、言い方を確かめながら活動に参加していました。
  • 言葉に迷ったときも、身振りや絵を使って自分の考えを最後まで伝えようとしていました。
  • 繰り返し活動することで、挨拶や誘い方を自分から使える場面が増えてきました。

2学期のまとめ(Unit 4-6)

  • 時刻や持ち物、アルファベット小文字の知識を広げ、目的に応じて情報を伝え合う力が育ちました。
  • 自分の生活や文房具セットの紹介を通して、友達と英語で関わることに自信を深めていました。
  • 新しい表現に戸惑うこともありましたが、友達や先生の助けを借りて最後まで活動に取り組めました。
  • 時刻と日課を結び付けて理解し、自分の生活を順序立てて分かりやすく説明していました。
  • 相手のことを考えて文房具の組み合わせを選び、その工夫や理由を英語で堂々と紹介していました。
  • 小文字の形や読み方の特徴を捉え、大文字との違いや身の回りの表記に進んで気付いていました。
  • 質問への答えを注意深く聞き、必要に応じて聞き返したり確認したりしながら正確に情報を集めました。
  • 時刻を尋ねたり答えたりする表現に慣れ、友達の日課にも関心を持って聞いていました。
  • 持っている文房具について進んで尋ね合い、相手の答えに応じた反応を返していました。
  • アルファベット小文字を見分け、聞こえた文字をカードや身近な単語から探すことができました。
  • 紹介活動では、実物や絵を示しながら聞き手に伝わるように話していました。
  • 友達の発表をよく聞き、自分の生活や持ち物との違いに気付いていました。
  • 時計やカードを手掛かりにしながら、学んだ表現を使って答えようとしていました。
  • 発音が難しい語も、友達や先生の後に続いて繰り返し練習することができました。
  • 活動の流れを理解し、支援を受けながら自分の役割を最後まで果たしていました。

学年末のまとめ(Unit 7-9・1年間の成長)

  • 1年間、相手への配慮と表現の工夫を重ね、お気に入りの場所や一日の日課などを自信を持って伝えられるようになりました。
  • 欲しいものや道案内、日課についての表現を学び、相手に伝わるように一生懸命に発表できていました。
  • 間違いを恐れず挑戦し続けることで、英語特有の音声やリズムを楽しみながら活動できるようになりました。
  • 相手の希望を丁寧に聞き取り、状況に合った表現を選んで買い物のやり取りを円滑に進めていました。
  • 地図や写真を効果的に使い、聞き手が迷わないよう順序を考えてお気に入りの場所を案内していました。
  • 自分の一日を伝える発表では、内容のまとまりや話す順序を工夫し、聞き手を意識して表現していました。
  • 友達の発表に質問や感想を返し、互いの生活や考えの違いを楽しみながら交流を深めていました。
  • 学習した語句や表現を別の活動でも活用し、自分なりのやり取りへ発展させる姿が見られました。
  • 欲しいものを尋ねたり応じたりする表現を使い、役割に合わせて買い物活動を楽しんでいました。
  • 校内の場所を表す語句を聞き取り、地図を見ながら目的地まで案内することができました。
  • 日課についての英語を聞き、自分の生活と比べながらおおよその内容を理解していました。
  • 相手の反応を見ながら、必要に応じてゆっくり話したり言い直したりしていました。
  • グループの友達と相談し、互いのよさを生かしながら発表の準備を進めていました。
  • 言葉が分からない場面でも、地図や写真、ジェスチャーを使って伝え続けようとしていました。
  • 友達の話し方や表現を参考にし、練習を重ねることで発表への自信を高めました。
  • 1年間の活動を通して、相手の話を聞いて反応したり、自分から英語で声をかけたりする力が伸びました。

主体的に学習に取り組む態度の所見文例

次の文例は特定のUnitに依存しないため、1学期末・2学期末・学年末のいずれにも使えます。

  • 前向きな挑戦:難しい単語も自分なりに発音し、友達が答えるまで辛抱強く待つ優しさがありました。
  • 協力の姿勢:グループ活動では、困っている友達に「大丈夫?」と声をかけ、知っている表現を教えてあげるなど、協力する姿が印象的でした。
  • 自己調整:自分の英語が伝わりにくいと感じた時、声の大きさを変えたりジェスチャーを増やしたりして、何とか伝えようと工夫していました。

所見文例を児童に合わせて調整する方法

文例をそのまま使うだけでは、複数の児童で似た所見になりやすくなります。次の3要素のうち、1つを具体化するだけでも、その児童らしい文章になります。

  • 活動:インタビュー、クイズ、発表、買い物ごっこ、道案内など
  • 行動:自分から声をかけた、相づちを返した、言い直した、友達を支えたなど
  • 成長:聞き取れる語が増えた、声が大きくなった、交流する相手が増えたなど

所見の最後に励ましや今後への期待を加えたい場合は、所見の締めの言葉集も活用できます。

まとめ

小学校の外国語活動では、英語表現の理解だけでなく、相手を意識して聞いたり話したりする姿や、友達と関わりながら伝えようとする態度も大切な評価材料になります。

今回の150項目から児童の姿に近いものを選び、授業中の具体的な場面を一つ加えることで、短時間でも温かく説得力のある所見に仕上げられます。

児童の特徴や授業中の様子から所見の下書きを効率よく作りたい場合は、楽らく所見くんの使い方と特徴も参考にしてください。