英語教授法TESOL/TEFLとは? 資格の難易度, 取得方法, 意味ない? メリットや後悔しない選び方を解説

TESOL(ティーソル)や TEFL(テフル)は、英語を母語としない人に、英語を教えるための学問もしくは資格です。最近は、日本人でも取得する人が増えています。

この記事では、TESOL/TEFLの資格の価値や難易度、取得方法、後悔しない選び方を、私自身の体験談も含めてお伝えします。

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この記事で解決できる疑問
  • TESOL/TEFLの資格(学位)には、どんなものがあるの?
  • TESOL/TEFLは勉強する意味あるの?(資格の価値は?)
  • 資格取得で後悔しないためにはどうすればいい?

この記事の執筆者(ASAKOROKO)
英検1級・英国修士(TESOL/英語教授法)、現役英語教師。TESOLは資格も持っており、すべてオンラインで、日本で働きながら取得しています。資格取得の豊富な経験を生かして、わかりやすく解説していきます。

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目次
TESOL/TEFLとは? ~英語教授法の国際的な資格
TESOL/TEFLで学ぶ内容
TESOL/TEFLの取得方法
TESOL/TEFL資格取得のメリット
TESOL/TEFLの国際資格一覧(難易度順)

英語指導未経験者が取得しやすい資格
→Certificate

英語指導経験者にオススメの資格
→CELTA
→Trinity CertTESOL
→Diploma

資格保有者のスキルアップにオススメの上級資格
→DELTA
→Trinity DipTESOL
→MA

TESOLは意味ないって本当?
TESOLは、学問として意味がない?
TESOLは、資格として意味がない?
TESOL MA/Ph.D は、意味がない?

TESOL/TEFL資格取得で何が変わる?
資格の選び方 ~後悔しないためにはどうすればいい?
資格取得Q&A よくある質問

TESOL/TEFLとは? ~英語教授法の国際的な資格

TESOLやTEFLは、どちらも英語を母語としない人に、英語を教えるための国際資格もしくは学問領域です。

TESOLとTEFLは、ほとんど同じです。

  • TEFLは、Teaching English as a Foreign Languageの略で、英語圏以外の国で英語を教える学問もしくは資格です。
  • TESOLは、Teaching English to Speakers of Other Languagesの略で、英語を母語としない人に、英語を教える学問もしくは資格です。教える場所は問いません。

日本で指導する場合は、TESOLでもTEFLでも、どちらでも大丈夫です。

TESOL/TEFLで学ぶ内容

TESOL/TEFLで学ぶ内容は、次のとおりです。

  • 第二言語習得理論
  • 英文法、語彙、発音の指導法
  • 4技能の指導法
  • 教材、カリキュラム論
  • クラスルーム・マネージメント

TESOL/TEFLの取得方法

TESOL/TEFLは、試験で合否を決めるタイプの資格ではありません。大学や語学機関が提供するプログラムを修了することで取得できます。

受講方法には、留学もしくはオンラインがありますが、現在ではオンラインでの取得が主流です。

受講費用を大きく抑えられたり、働きながらでも取得できるのが理由です。

TESOL/TEFL資格取得のメリット

TESOL/TEFLの資格を取得することで、英語教育分野における幅広い仕事の機会が得られるようになりますし、英語指導者として自信を持って教えることができるようになります。

TESOL/TEFLは国際的な資格なので、私自身、資格を取得してからネイティブスピーカーからの見られ方も変わったと感じました。

また、資格取得を通して英語教授法について体系に学ぶことで、より効果的な指導が可能になります。資格を持っていない教師は、テキストをなぞるか、流行りに流された指導になりがちです。

音読やディクテーションが効果的と聞けば、すぐに飛びついてしまいます。ですが、英語が伸び悩む理由は人それぞれです。生徒ひとりひとりに合った適切な指導ができる力を身につけていきましょう。

ちなみに、TESOL/TEFLはコース自体が英語力UPにつながるため、英語力を伸ばしたい人にもオススメです。

TESOL/TEFLの国際資格一覧(難易度順)

TESOL/TEFLの主な国際資格は、以下のとおりです。

①英語指導未経験者が取得しやすい資格
→Certificate

②英語指導経験者にオススメの資格
→CELTA
→Trinity CertTESOL
→Diploma

③資格保有者のスキルアップにオススメの上級資格
→DELTA
→Trinity DipTESOL
→MA

英語指導未経験者が取得しやすい資格

Certificate(サーティフィケイト)

Certificateは、英語指導未経験の方でも取得しやすいエントリーレベルの資格です。英語指導の基礎基本を学ぶことができます。

【必要な英語力】
CEFR B1~B2(英検2〜準1級)

【取得方法と期間】
・留学(1ヶ月)
・オンライン(3〜6ヶ月)

【必要な費用】
・留学 20~50万円
・オンライン
 - 日本の代理店経由 5~6万円
 - 直接申し込み 120~200ドル前後

留学とオンラインでは費用にかなり差がありますが、取得できる資格は同じです。オンラインでは、日本の代理店を通すと5~6万円前後と高額です。海外のスクールに直接申し込むのがおすすめです。

▼申し込む前にスクールを比較!TESOL/TEFLを安く取得する方法

英語指導経験者にオススメの資格3つ!

CELTAはケンブリッジ認定、国際的評価の高い資格

CELTA (セルタ)は、ケンブリッジ大学英語検定機構認定の資格で、国際的に高い評価を受けています。 知識だけでなく、実習を通して実践力も養うのが特徴です。

【必要な英語力】
CEFR C1 (インストラクターによる事前面接)

【取得方法】
・対面
・オンライン
・ブレンド(対面とオンラインの組み合わせ)

【期間】
・フルタイム(4〜5週間)
・パートタイム(13〜14週間)

【受講料】
・日本 32万円
・海外 23万円前後

受講に必要な英語力が CEFR C1 と高いですが、厳密にスコア提出を求められるわけではありません。英検準1級以上、TOEICで860点前後あるのであれば検討してみるのがオススメです。

CELTAは、別記事でさらに詳しく解説しています。

Trinity CertTESOLは、CELTA同様に国際的評価の高い資格

Trinity CertTESOL(トリニティ・サートティソル)は、トリニティ・カレッジ・ロンドン認定の資格で、CELTA同様に国際的に高い評価を受けています。CELTAほど開講数が多くないので、スケジュールを合わせづらいのが難点です。

【必要な英語力】
CEFR C1 (インストラクターによる事前面接)

【取得方法】
・対面
・オンライン
・ブレンド(対面とオンラインの組み合わせ)

【期間】
・フルタイム(6週間)
・パートタイム(9ヶ月)

【受講料】
・海外 23万円前後

Trinity CertTESOL 公式ページ(英語)
https://www.trinitycollege.com/qualifications/teaching-english/CertTESOL

Diplomaは、CELTAやTrinity CertTESOLと同等の資格

Diploma(ディプロマ)は Certificateの上位資格です。自分のペースで学習できるのが特徴です。

CELTAやTrinity CertTESOLと同じく、英国政府資格枠組みレベル5の認証を受けているコースもあります。

【必要な英語力】
CEFR C1 (自己申告)

【取得方法と期間】
・オンライン(3〜6ヶ月)

【受講料】
・230~300ドル前後

Diplomaの場合も厳密にスコア提出を求められるわけではありません。事前面接も不要で、すぐに受講できます。TOEICで800点以上なら検討してみるのもオススメです◎

安く受講するには、オンラインスクールを比較検討するのがコツです。下の記事では、CELTAと同じ英国資格枠組みレベル5認証のコースも紹介しています。

資格保有者のスキルアップにオススメの上級資格3つ!

DELTAは、CELTAの上級資格

DELTA(デルタ)は、ケンブリッジ大学英語検定機構認定の上級指導資格です。英国政府資格枠組みレベル7の認証を受けており、大学院レベルです。

【受講要件】
・CEFR C1
・1年以上の指導経験
・CELTAもしくは同等の資格

【取得方法
・対面
・オンライン
・ブレンド
・遠隔教育

期間】
・フルタイム(2〜3ヶ月)
・パートタイム(1年以上)

【受講料】
・約60万円

Trinity DipTESOLは、Trinity CertTESOLの上級資格

Trinity DipTESOL(トリニティ・ディプティーソル)は、トリニティ・カレッジ・ロンドン認定の上位資格です。英国政府資格枠組みレベル7の認証を受けており、DELTA同様に大学院レベルです。

受講要件
・CEFR C1
・2年以上の指導経験
・学士号

【取得方法
・対面
・オンライン
・ブレンド

【受講料】
・約50万円

Trinity DipTESOL 公式ページ(英語)
https://www.trinitycollege.com/qualifications/teaching-english/diptesol

MA in TESOL/Applied Linguistics(修士号)

TESOLもしくはApplied Linguistics(応用言語学)の修士号は、英国政府資格枠組みレベル7に相当します。TESOLはもともと、応用言語学の下位分野だったので、学位には今でも応用言語学の名が冠されることがあります。

受講要件
・CEFR C1 (IELTS6.5~7.0)
・関連分野における学士号
・1〜2年程度の実務経験が求められる場合あり

【取得方法
・対面
・オンライン

期間】
・フルタイム(1〜2年)
・パートタイム(2年6ヶ月)

【受講料】
・国内 約130万円
・海外 約300万円

英語学や教育学以外を学部で専攻した場合は、CELTAやTrinity CertTESOL, Diplomaで経歴を補強するのがおすすめです。

取得できる大学は?
  • 神田外国語大学(対面・オンライン)
  • 上智大学
  • Temple University, Japan Campus
  • Anaheim University など

大学院については、別記事でさらに解説しています。

資格取得で迷った時に考えること

TESOL/TEFLの資格は種類も多く、どれを取得したらいいか迷うことも多いですよね。私自身、かなり悩んだので、色々と調べています。

各資格取得に必要な期間や英語力、費用を表にまとめると次のようになります。

CELTAとTESOL(Certificate/Diploma)

CELTAとTESOLの違いは、ケンブリッジ大学による認定資格かどうかです。

CELTAは国際的評価が高く非常に実践的ですが、費用が高額になりがちです。TESOLは費用が抑えられ、自分のペースで学ぶことができます。

TESOLには、CELTAと同じ英国資格枠組みレベル5の認証を受けているコースもあります。CELTAの受講が難しい場合にオススメです。詳しくは別の記事で解説しています。

CELTAと大学院

基本的には、研究者を目指すのでなければCELTAがイチオシです。CELTAの方が実践的ですし、CELTA取得後はケンブリッジ大学英語検定機構認定の上位資格 DELTA への道も開かれます。

研究者を目指す場合は修士号が必要ですが、その場合でも先にCELTAを取得するのがオススメです。CELTAは上智大学のような難関大学院でも認められていますし、研究者になるのであれば教育にも携わるはずです。実践的なスキルを高めておいた方がポジションも獲得しやすくなりますよ◎

TESOLは意味ないって本当?

「TESOLは意味ない」と一口に言っても、実際に意味するところは様々なので、代表的なパターンとして、次の3つを検討していきます。

  1. TESOLは、学問として意味がない(実務に役立たない)
  2. TESOLは、資格として意味がない(キャリアアップに役立たない)
  3. TESOL MA/Ph.Dは、意味がない(お金の無駄?)

TESOL は、学問として意味がない?

TESOLを実務に役立てられるかは、正直、人それぞれです。TESOLを実践に役立てるためには、いくつかの条件が揃わないといけません。

条件① 学術書を読み解く基礎知識が必要

学術書や論文を読み解くための基本的な知識が欠如している場合、研究で言及されていることが理解しきれず、役立てられてないかもしれません。

基本的には、4年生大学で、英語教育を専攻しているか、教員免許状を有するくらいの知識は必要です。

TESOLの研究は、英語圏を中心に行われているので、学術書や研究論文を読み解けるだけの英語力も必要です。

条件② 学術研究と実務問題を結びつける技術が必要

TESOLの研究知見を取り入れるには、自分の教室環境で起きている問題を、学術的な議論と結びつけて考える技術が必要です。

現実に目の前で起きている事象は、さまざまな事由が複雑に絡み合っています。それらを紐解いて、アカデミックな議論に落とし込むには、トレーニングが必要ですし、先行研究の理解も欠かせません。

条件③ 研究の文脈が一致する必要がある

TESOLの研究や実践報告は、世界中で行われています。世界のどこかで、優れた指導法や理論が見つかったとしても、自分の受け持つ環境で実行できるかは、また別の話です。

世界的には、日本に比べて少人数のクラスが多く指導しやすいですし、英語圏で英語を学ぶのと、日本で英語を学ぶのでは、重視すべき内容が違うかもしれません。

なお、実際には、研究の文脈が100%一致することはあり得ません。どこまで一般化が可能で、自分の指導環境に生かせるのか、判断する力が求められます。

TESOLは、資格として意味がない?

小中高教員の場合

小中高校の教員を目指す場合に必要なのは、教員免許状です。資格だけでは教壇には立てません。面接でのアピール材料にはなります。

すでに教員として勤務している場合も同じです。経験上、他教科の教員は認知していないことが多いですが、英語科の同僚やALTから信頼されるようになります。管理職は英語教諭あがりであれば高く評価してくれます。

自校の管理職が英語でない場合でも、CELTAまで持っていると他校の英語管理職の耳にも入ります。その話を自校の管理職が完全に鵜呑みにする形で高く評価されるのは、実はよくある話です。

なお、教員の場合は、資格としての効力よりも、実務に役立てるために取得するケースが多い印象です。TESOLやCELTAの資格は、働きながらオンラインでも受講できるので、検討してみるのも◎

大学講師の場合

大学講師の採用では、修士号以上の学位が求められます。資格だけでは不十分なケースが多いですが、修士号取得に資格を踏み台として使うことは可能です。

学部で英語教育を専攻して来なかった、卒業から時間が経ってしまったが修士課程にチャレンジしたい、という場合にはオススメの方法です。

企業研修講師・語学学校の講師採用の場合

企業の研修講師や語学学校の講師は、ほとんど場合で有資格者です。

採用を担当したこともありますが、英語ができるというだけで応募してくる方が多いです。資格を持っていれば、英語の指導法について理解していることの証明になり、一歩リードできます。十分な実務経験もない、資格もない方は、面接まで至らないケースが多いです。

費用を抑えて資格を取得する方法は別の記事で解説しています。CELTAと同じ英国資格枠組みレベル5認証のコースを安く受講する方法もお伝えしています。

TESOL MA/Ph.D は、意味がない?

TESOL Ph.D (博士)

TESOL Ph.D もしくは、応用言語学のPh.Dは、間違いなく価値があります。Ph.Dは、研究ができることの証明です。大学の研究ポジションに就くことができるようになります。

TESOL MA(修士)

TESOL MA 単体では、Ph.Dほどの威力は期待できません。TESOL MA のみで研究職を手に入れるのは難しいです。MAに加えて、論文が2~3本程度あれば、可能になります。

研究職ではなく、現場で指導される方には、正直に言ってCELTAをオススメします。修士課程は期間も長く、費用が高額になりがちです。CELTAの方が短期間で、安く実践的指導力を大きく伸ばすことができます。

TESOL/TEFL資格取得で何が変わる?

私自身、TESOLの資格や修士号を英国から取得して感じたメリットは、次の4つです。

  1. 就職・転職に有利になる
  2. 効果的な指導ができるようになる
  3. 英語指導者として信頼される
  4. 英語力UPにつながる

①就職・転職に有利になる

TESOLの資格が生かせる仕事は、意外と多いです。

英語指導者はもちろんですが、次のような関連業務でも重宝されます。

  • 企業内研修講師
  • 専門学校講師
  • 英会話講師
  • 英語教育プログラム担当
  • ALT採用業務担当・責任者

そのほかの資格・免許次第では、次のような教育業界の仕事も可能です。

  • 中高英語科教員(要教員免許状)
  • 大学講師(修士以上が望ましい)

資格を持っていると、就職・転職を有利に進めることができますよ。

②効果的な指導ができるようになる

専門知識を体系的に学ぶことで、受講生に合わせたレッスンを計画する力をつけていきます。

資格を持っていない講師は、テキストをなぞるか、流行りに流された指導になりがちです。

ディクテーションが効果があると聞けば実施し、音読やシャドーイングが効果的と聞けば、すぐに飛びついてしまいます。

それぞれの指導法自体は優れたものです。ですが、英語が伸び悩む理由は人それぞれです。受講生ひとりひとりに適切な指導が必要です。

③英語指導者として信頼され、自信を持てるようになる

TESOLのコースは全て英語で、ネイティブも受講します。

国際基準のコースを修了したことで、専門性を認めてもらえるようになりました。同僚からも一目置かれるようになりましたし、受講生からの信頼も増えました。

周囲に有資格者が多く、資格なしで指導を行うことに負い目を感じている方にも、オススメです。実際、私のまわりでも、コンプレックス克服のために受講される方がいます。

④英語力UPにつながる

ふだん英語を使う機会があまりない方には、英語力を伸ばす絶好の機会です。

TESOLのコースは、短いものでも約120時間の学習が要求されます。

TOEICのスコアが伸びた、自分の英語に自信が持てるようになった、といった報告も多いですよ。

資格の選び方 ~後悔しないためにはどうすればいい?

TESOL/TEFL資格選びのポイントは、次の3つです。

  1. 指導経験・実力相応のコースを選ぶ
  2. 受講のしやすさを考慮する
  3. 目的と費用を考慮する

①指導経験・実力相応のコースを選ぶ

TESOLの資格は、大きく3つに分けられます。

  • 英語指導未経験者向けの資格(Certificate)
  • 英語指導経験者向けの資格(CELTA, Trinity CertTESOL, Diploma)
  • 上級資格(DELTA, Trinity DipTESOL, MA)

社会人が働きながら取得する場合は、使える時間が限られるので、実力相当のコースを選ぶのが成功のコツです。

英語力については、大学院以外でスコアを求められるのは稀です。あくまでも目安なので、そこまで神経質になる必要はありません。気後れせず挑戦してみるのがオススメです。あまり大きな声では言えませんが、私自身 CEFR B2 のときに C1 コースを受講しています。大丈夫でした◎

②受講のしやすさを考慮する

社会人が働きながら取得する場合は、受講のしやすさも重視したいところです。

Certificate や Diploma は、いつでも始められ、自分のペースで学習可能です。

CELTA や Trinity CertTESOLは、開始日と終了日が決まっており、決まった時間に授業が行われます。

いくら良いコースでも、出席できなければ意味ないです。スケジュールやライフスタイルも考慮して選択すると後悔がありません。

③目的と費用を考慮する

資格や学位は、目的に合わせて取得すると後悔がありません。研究職を目指す場合は修士号が必要ですが、実務家として勤務する場合は、CELTAの方が実践的でおすすめです。

CELTAが費用やスケジュールで難しい場合には、 Diploma in TESOL もオススメです。CELTAと同じ英国政府資格枠組みレベル5認証のコースもあり、信頼性・専門性ともに高いです。

▼CELTAと同じ英国資格枠組みレベル5のコースの比較検討はこちら

資格取得Q&A よくある質問

コースの受講には、TOEICや英検、IELTSのスコアが必ず必要ですか?

いいえ。多くの場合、スコアの提出は求められません。あくまでも目安です。ただし、CELTAやTrinity CertTESOLなどでは面接でスピーキングがチェックされます。大学院はスコアが必須です。

受講に必要な英語力が足りません…CEFR C1 のコースを受けたいですが、B2 です。やめた方がいいですか?

受講に必要な英語力はあくまでも目安です。あまり大きな声では言えませんが、私自身 B2 の時に C1 のコースを受けています。大丈夫でした◎

英語指導の資格を取りたいのですが、中学校や高校の教員免許は持っていません。資格取得は難しいでしょうか。

いいえ。Certificate は予備知識がない方でも、無理なく学習できます。英語に自信があればDiplomaを検討してみるのもオススメです。日本人の場合は、ネイティブと違って、文法などに関する知識があるので大丈夫です。

中学校・高校の教員です。スキルアップのために資格取得を考えています。オススメはどれですか?

CELTA, Diploma in TESOLのいずれかがオススメです。大学院進学も考慮されている場合は、国際的な評価が最も高いCELTAをオススメします。

TKTとCELTAでは、どちらがオススメですか?

TKTよりCELTAの方がオススメです。CELTAでは実践力を身につけられます。TKTは知識のみです。資格としてもCELTAやCertificateより下位の位置付けで使いづらいです。

CELTAとTrinity CertTESOL では、どちらがおすすめですか?

CELTAとTrinity CertTESOLは、ほとんど同じです。CELTAの方がメジャーなので開講数が多く、日程やスケジュールを合わせやすいと思います◎

TESOL/TEFL資格取得のおすすめ方法は、こちらの記事で解説しています。