【学校】教室向けBluetoothスピーカーを現役英語教師がレビュー!

現役英語教師のASAKOROKOです。授業で使うスピーカーって意外と選ぶのが難しいですよね。

家電量販店で「これ教室で使っても音割れませんか?」と聞いても、店員さんを困らせるだけです。ですが、決して安くはないので失敗したくない気持ちもわかります。

結局は、使っている人に聞くのが一番ということで、実際に教室で使った経験をもとに、安心して使えるスピーカーをレビューしていきます。

基本的に紹介するのはBluetoothでのワイヤレススピーカーですが、学校にはBluetooth対応でない機器も多いので、有線で接続できるモデルもご紹介していきます。

教室で使うスピーカーに求める条件

まずは、教室で使うスピーカーに求める条件をリストアップしてみます。

求める条件

① 教室で十分な音量が確保できる

教室の後ろでも角の席でも、どこでも十分に聞こえる音量が必要です。

② 音割れせずにリスニングができる

英語のリスニングで1番気になるのは、音割れと音質。音割れしてしまうとリスニングしづらく生徒からクレームの嵐です。音質も良い方が、子音がはっきり聞こえてリスニングがしやすいです。

③ 持ち運びが簡単で、バッテリーの持ちが良い

職員室から教室まで持っていくことを考えると、軽量でコンパクトなものがベスト。授業に行く時は他にも持ち物がありますし、大きいと大変。充電も週1回程度で済むと楽です。

④ タフで壊れず、授業以外でも使える

どうせなら授業以外でも使えるものを選びたいですよね。学校祭など行事の練習や部活動など、担任や部顧問をしていてスピーカーが欲しくなる機会は意外とあります。

結論:アウトドア系のスピーカーがオススメ

頑丈で小型・軽量で、音質がよくて音量も確保できるというのは、なかなか求めるハードルとしては高いですが、アウトドア系のスピーカーなら十分対応できるのでご紹介していきます。

オススメは JBL FLIP シリーズ!

JBLのFLIPシリーズは、実際に私も愛用しているスピーカーです。500mlのペットボトルほどの大きさで、教室でも十分な音量と音質が確保できます。

私の場合、音量はスピーカーの最大音量の半分程度で十分対応できています。充電は、毎時間15分程度、週14-16コマ使って週1以下です。

最新版はFLIP 6ですが、求める条件によっては FLIP 4もオススメなので、どちらも紹介していきます。

JBL FLIP 6は屋外でも使いたい先生にオススメ

FLIP 6 は防水+防塵で、屋外でも使いたい先生に向いています。FLIP5と4は防水ですが、防塵ではないので、グラウンドなどで使うことを考えるとFLIP 6に軍配が上がります。

また、オーディオ出力も20Wあり、非常にパワフルです。20Wあれば部活動など活気のある場面でも十分活躍してくれます。

なお、授業用というより、学校祭など屋外での行事でガンガン使っていきたい方には、JBL CHARGE5 という選択肢もあります。驚きの30Wで20時間の連続再生が可能な上位モデルです。

JBL FLIP 4は有線でも接続したい先生にオススメ

対するFLIP 4 の強みは、有線による接続です。FLIP4, 5, 6すべてBluetooth対応ですが、有線でも入力できるのは FLIP 4のみです。Bluetoothに対応していない学校のパソコンと接続したい場合など、有線接続できるのは意外と重宝します。

結論としては、屋外でスマホなどからBluetoothで再生したい先生はFLIP6、スマホだけでなく学校のPCなどからも再生したい先生にはFLIP4が確実でオススメです。

JBLのFLIPシリーズは縦置きができるのも個人的にはポイントです。場所を取らないので、教卓の上のスペースが限られている方におすすめです。

価格重視なら Anker Soundcore 3 もオススメ!

価格を重視するなら Anker の Soundcore もおすすめです。こちらは、私の同僚の先生が使っていたスピーカーです。授業を見学させていただいたこともあるのですが、音量・音質ともに問題なく使えていました。

Soundcore3は連続再生時間がとにかく長い!充電を忘れがちな先生にも◎

JBL FLIP シリーズ vs Anker Soundcore

気になる方のためにスペックを整理すると、次のようになります。

製品名JBL FLIP6JBL FLIP 4Anker Soundcore3
サイズ178 x 68 x 72mm64 x 169 x 64mm174 x 57 x 59mm
重さ550g470g504g
通信方式Bluetooth 5.1Bluetooth4.1Bluetooth 5.0
有線出力-3.5mmステレオミニプラグ-
防水・防塵IP67(防水・防塵)IPX7(防水)IPX7(防水)
オーディオ出力20W16W (2x8W)16W (2x8W)
充電端子USB-Cポートmicro USBUSB-Cポート
再生可能時間最大12時間最大10時間最大24時間

結論としては、次のようになります。

授業で使うBluetoothスピーカー Q&A

Bluetoothスピーカーってどうやって使うの?

基本的には、スマホやタブレットで再生して、ワイヤレスでスピーカーから出力します。パソコンもBluetooth対応であれば接続できます。Bluetoothの接続距離はおよそ10mなので、教室で接続が切れることはまずありません。

CDから直接再生したい

CDから直接再生するには、パソコンなどCDを再生できる機器とスピーカーを接続する必要があります。再生機器がBluetoothに対応していない場合は有線接続です。

コンセントで充電したい

充電は基本的にUSBなので、コンセントで充電する場合はアダプターが必要です。JBL Flip4/ESSENTIALの場合は、micro USB & USB-A ケーブルが付属しています。JBL FLIP5,6, Anker Soundcore3 の場合は、USB-C & USB-A ケーブルが付属しています。よって、アダプターはUSB-Aに対応していればOKです。

授業中に充電が切れないか心配

どのモデルも連続再生時間が10時間以上あり、バッテリー切れを起こすことはまずありません。ですが、運悪く万が一に授業中に充電が切れてしまった場合は、その場で充電しながら再生させるしかありません。

まとめ

どれを選んでも授業で必要になる音量・音質は確保できますが、オススメはこんな感じです。

\有線でもOK!再生機器を問わない万能選手!JBL4/

\価格&再生時間重視!Anker Soundcore 3/

授業で使う分にはどれでも十分なので、最後は好みと言えば好みかもしれません。